カープ中村貴浩と羽月隆太郎 元メジャーリーガー「ムネリン」と自主トレへ
広島東洋カープの中村貴浩と羽月隆太郎が、このオフ、ソフトバンクホークスや米大リーグなどで活躍した川崎宗則内野手と自主トレーニングに臨む。2006、09年にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の2連覇にも貢献した大先輩から走攻守で技術を吸収し、レベルアップを目指す。 【一覧】2025年広島東洋カープ選手の契約更改・年俸(随時更新) 川崎と面識のある中村貴がお願いしたのがきっかけ。2年目の今季は11試合の出場で、打率2割8厘に終わり、「悩むことも多かった」と振り返る。この日は羽月とともに、廿日市市の大野屋内総合練習場で練習。来季に向け、「打てない時のマインドをどうしてきたか。(チャンスが限られた)短期間で結果を出すのはWBCも似ていると思う。そういう部分も聞きたい」と目を輝かす。 中村貴と同学年で、川崎とは同じ左打ちで内野手の羽月は、「ダイエーの時から見ていたスーパースター。聞けることはたくさん聞き、勉強したい」。かつて盗塁王や最多安打も獲得し、43歳の今季も現役でプレーした「ムネリン」との初対面を心待ちにする。
中国新聞社