熱い残留争い大一番は湘南に軍配!後半42分に福田翔生“ゴラッソ”決勝弾!!鳥栖は残留圏と8差に…
[8.31 J1第29節 鳥栖1-2湘南 駅スタ] 残留争いの中で互いに連敗を止める白星を目指した対戦は、17位の湘南ベルマーレが19位のサガン鳥栖を2-1で下し、連敗を2で止める3試合ぶりの勝利を挙げた。対する鳥栖はリーグ3連敗、7戦勝ちなしとなった。残留ラインの17位湘南との勝ち点差は8に広がった。 【写真】「レジェンドカップル」「びっくり!」元なでしこ鮫島彩さんが驚きの2ショット披露 前半からゲームを動かしたのは湘南だった。まずは前半27分、MF茨田陽生が左から上げたクロスがファーに流れると、MF池田昌生が折り返す。これをFW鈴木章斗が押し込んでゴールネットを揺らす。しかしVARの介入があり、池田の折り返しを受けた鈴木のポジションがオフサイドと判定されたことで、得点は取り消された。 ただ再開されたプレーの流れからだった。今度は右サイドを池田のスルーパスで抜け出したMF岡本拓也がマイナスにクロスを送ると、茨田が詰めて混戦が生まれる。これを最後に鈴木が押し込んで、今度こそ正真正銘の先制点を奪った。 鳥栖も後半に入って積極的に交代カードを使うなどして反撃を試みる。後半8分のMF中原輝のFKからDFキム・テヒョンが合わせた決定機は決めることができなかったが、同40分、MF西矢健人の右CKをDF木村誠二が頭で合わせて同点に追いついた。 しかしこの日の湘南は勝負強さをみせる。後半42分、左サイドからエリア手前にドリブルで運んだFW福田翔生が右足を一閃。ゴール右隅に“ゴラッソ”を突き刺して勝ち越しに成功。途中出場FWの今季7点目で、残留をかけた大一番に決着をつけた。