【G-SHOCKの集大成!?】フルメタルGのグラデーションカラーモデルは40周年にふさわしい傑作だった!/編集長 奥家の『コレ買いです』
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、新たなカラーをまとったフルメタルGの新色「GMW-B5000BPC」をチェックします! 【画像】フルメタルG-SHOCKのグラデーションカラーモデルを詳しく、写真を見る(全9枚)
G-SHOCK40周年を飾るにふさわしい新作フルメタルGが登場!
G-SHOCK「GMW-B5000BPC」 ¥89,100(税込) ケース幅43.2×高さ49.3mm、20気圧防水、タフソーラー G-SHOCKは我々世代にとって、おそらく誰しも一度は通ってきた時計ブランド。実用性に優れる上に、圧倒的なタフネスを備えているなんてところは、めちゃくちゃ男心をくすぐりますよね。国民的家庭用ゲーム機も登場したのと同じ1983年に誕生し、頻繁に話題作が生まれては憧れを抱かせ続けてきた存在です。 そんなG-SHOCKが40周年を迎えた昨年に登場したのが「GMW-B5000BPC」でした。最初に言ってしまうとこのモデル、「G-SHOCKの集大成」だと断言できるクオリティを備えた1本でした。
ブルーとグリーンのグラデーションカラーに惚れた!
最大の特徴は、デジタルフェイスの外周にガラス蒸着した、ブルーとグリーンのグラデーションカラーにあります。 今作はG-SHOCKの中でもトップクラスの人気を誇るフルメタルシリーズに属していますが、これまで同シリーズはシルバーやブラック、ゴールドなど、単色使いが標準でした。ときにはサーキットボードのグラフィックを使ったカモフラージュデザインなんていうのも発売されましたが、それも単色。シリーズの特徴であるメタルの質感を最大限に活かすための方策でしょう。しかし、すでにフルメタルシリーズの存在は広く知れわたり、次なる一歩としてカラーを加えることに。それもブルー×グリーンのグラデーションという鮮やかなカラーをチョイスしたところにG-SHOCKらしいイケてるセンスを感じます。 「それぞれの個性が共存する世界観を多色使いの美しい彩りで表現しました」(公式webサイトより) テーマは、多彩なカラーモデルを展開することで多様な個性に寄り添ってきたG-SHOCKらしさの表現。まさに40周年を記念するのにふさわしいデザインですね。 ガラス蒸着されていることもあって角度により色の見た目が変化し、さらに豊かな色彩を感じられるという仕組み。フルメタルGはたくましい造型やメタルの質感が特徴ですけど、このグラデーションカラーが惹きつける魅力も相当に高いです。個人的にはネオンのようなレトロフューチャー感であったりシティポップなテイストも連想されて、懐かしくも新しい感覚が呼び覚まされます。