藤川新体制で“チャンス到来”…?阪神、新たな1軍戦力と目される逸材(6)1軍未勝利から“開幕ローテ”も!?
2024年限りで岡田彰布監督が退任し、2025年シーズンから藤川球児新監督が指揮を執る阪神タイガース。プロ野球では指揮官が代われば、起用方針も変わることが多い。藤川監督の就任初年度となる来季は、戦力層が大きく変わる可能性もありそうだ。そこで今回は、藤川新体制で一軍起用が増えそうな選手を紹介したい。
門別啓人
・投打:左投左打 ・身長/体重:183cm/86kg ・生年月日:2004年7月10日 ・経歴:東海大札幌高 ・ドラフト:2022年ドラフト2位 将来の左腕エース候補として、大きな期待を受けている門別啓人。高卒3年目となる来季、まずは一軍初勝利を手にしたいところだ。 東海大札幌高から2022年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから大器の片鱗を示し、早くも一軍デビューを飾った。 同年9月30日の広島戦でプロ初先発のマウンドでは、5回無失点の好投を披露。同年は2試合の一軍登板で、防御率3.38の数字となった。 高卒2年目の今季は、岡田彰布前監督からそのピッチングを絶賛され、春季キャンプから一軍に帯同。見事に開幕一軍メンバーにも名を連ねた。 開幕直後からリリーフとして登板し、5月3日の巨人戦で今季初先発を任された門別。しかし、初回から4点を失うなど苦しい投球に。3回6失点(自責点4)と踏ん張りきれず、ファーム降格となった。 それでも、8月24日の広島戦で再び一軍のマウンドに上がると、5回2失点と粘投。来シーズンの飛躍を予感させるピッチングを見せた。 潜在能力は誰もが認めるだけに、早期の先発ローテーション定着が期待されている。
ベースボールチャンネル編集部