DeNA、ドラ6坂口がTJ手術へ 萩原本部長が明言「判断を事前に含んだうえで獲得」
坂口は報徳学園、国学院大を経て入団
DeNAの2025年度新入団選手発表会が7日、横浜市内で行われた。萩原龍大チーム統括本部長は会見後、国学院大から6位指名で入団した坂口翔颯投手がトミー・ジョン手術を受けることを明かした。 【写真】“ウワァァ”… 痛みに思わず絶叫、悲痛な一撃にファンも涙 萩原本部長は「最初から獲得するタイミングで、本人と合意できれば、状況をみて最初に(手術に)踏み切ってしまって、そのあとに活躍してもらった方がいいだろうという判断を事前に含んだうえで獲得しています」と、トミー・ジョン手術は“既定路線”だったと言及。 「肘の故障がなければドラフトのかなり上位で獲得されるだろうという予測のものだった。(手術)込みで、あの順位で獲得できたのは大変よかったと、後ほど言われるのではないかなと」と、素質を高く評価していた。 手術の時期に関しては、「手術の予約次第。調整しておりまして年明けになるかもしれない。実施したらまた報告したいと思っております」とした。リハビリの日程などでスケジュールを調整しているという。トミー・ジョン手術は復帰まで12~15か月とされており、来季の登板は絶望的とも言える。 兵庫県出身の坂口は報徳学園を経て、国学院大に進学。1年生から登板し、1年秋に5勝をあげて最優秀投手、ベストナインに選ばれた。2年秋はリリーフ投手としても登板し、神宮大会では創部初の準優勝に貢献。その後は故障もあったが、今年11月のドラフト会議でDeNAから6位指名を受けた。
Full-Count編集部