臓器移植法違反でNPO理事長逮捕「司法の判断受け対応」小池都知事会見2月10日(本文2完)
都内NPO理事長が臓器移植法違反で逮捕。受け止めを
記者:読売新聞の【イダ 00:31:21】と申します。都内のNPO法人の理事長が臓器移植法違反で逮捕された件についてお伺いいたします。NPOの認証権を持つ都としての受け止めと、今後の対応についてお聞かせください。 小池:報道があったことは承知しておりますが、お尋ねの当該法人につきましては、8月に報道がずっとあって、そしてNPO法に基づいて、法人に聞き取りなどを行う事実確認を進めてまいりました。今回、臓器移植法違反容疑での逮捕ということで、今後、司法による調査が進められているという認識でございます。都としまして調査に協力をしていくとともに、司法の判断を受けまして必要な対応を行ってまいりたいと考えております。 記者:ありがとうございます。
卒業式でのマスク非着用をどう思うか
記者:NHKの中村です。よろしくお願いします。コロナの5類移行に伴って、今日、岸田総理大臣が卒業式のマスクの着用に関して、卒業式ではもうマスクを着用しないことを基本とする方針を表明されました。これについての受け止めと、都として対応をどのように決めていくのか、お聞かせください。 小池:2類から5類に変えるということは、調査? うん? ちょっと、ごめん。 記者:マスク。 小池:マスクのほう? 記者:ええ。5類への変更を巡って、マスクの着用に関しても、卒業式では必要ないと。 小池:きのうも東京都のモニタリング会議でいろいろ、マスクについての機能であるとか、非常に詳細な分析を基にして、賀来先生をはじめとする専門家の先生方から、例えば卒業式についての対応ということでお伝えをしたところでございます。これからいろんなフェーズがあって、いろんな、なんでしょうかね、会場とか、行われる、集まる、公共交通機関なのか、学校なのか、大きな会場なのか、いろんなケースが考えられるということで、きのうは都のモニタリングのほうでは、卒業式を具体的なテーマとしてお伝えをしたところでございます。 これからもより、どういう場合にどうという、いろんなメルクマールがあるほうが分かりやすいかもしれません。そういう意味で、まだ2類である間に何をするのか、5類に入ったときにはどうするのか。そういう段階を踏まえた形で、分かりやすく国のほうには目安をつくっていただければというふうに思っております。 また、都として、東京iCDCの先生方などを通じて、例えばリスクコミュニケーションとしてどうするのか、それから、医学的にどうなのか、こういったいろんな方面からアドバイスを求めていきたいと考えております。 よろしいでしょうか。はい。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事会見2月10日