大阪桐蔭・西谷監督「私の前に主将が…」 猛打の背景語る センバツ
第94回選抜高校野球大会は第10日の30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準決勝があり、大阪桐蔭が国学院久我山（東京）を13―4で破り、近江（滋賀）との決勝に駒を進めた。歴代2位の甲子園通算勝利数を60に伸ばした西谷浩一監督は試合後のコメントは次の通り。 【国学院久我山vs大阪桐蔭 熱戦を写真で】 ◇「やはり守りがベース」 大阪桐蔭・西谷浩一監督 相手先発が読めなかったので誰が来てもいいように準備し、シンプルにセンター返しを心掛けた。（決勝で対戦する）近江の山田君は死球を受けて苦しくても投げ切る精神力の強さがある。負けないようにしたい。 （準々決勝の市和歌山戦で放った）6本塁打は、全てがコンパクトにたたいて飛んでいったような当たりだった。ああいう打撃ができれば本塁打もあるんだぞ、とずっと言っていた。それを体現できたと思うので、今一度自分たちの打撃の原点に返り、センター返しを心掛けようと伝えた。ただ、私が伝える前に主将がしっかり話をしていたので、あまり言う必要がないかなと思った。 （昨秋の明治神宮大会は）みんなが頑張って優勝できたが、一冬越えて、もっともっとという気持ちでやってきて、やっと決勝までたどり着いたというところ。一つ上の代のチームではなかなか試合に出られなかった選手たちなので、まだまだ自分たちには力がないと毎日言い合って、上を目指そうとやっている。（終盤は）ポジションチェンジもしたが、結果としてエラーが出たということは、引き締めていかなければいけない。やはり守りをしっかりすることがベースなので、明日に向けてしっかりやっていきたいと思う。 ◇決勝戦もライブ中継 公式サイト「センバツLIVE！」（https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022）では、決勝もライブ中継します。また、「スポーツナビ」（https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/）でも展開します。
