FIBAがブレイク選手として河村勇輝を紹介…得点、アシスト、3Pで好成績
FIBAは8月14日、アメリカ代表(FIBAランキング1位)の優勝で終えた「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の男子バスケットボール競技における“ブレイクアウトスターズ”7名を紹介した。 フランス代表(同4位)のガーション・ヤブセレ(レアル・マドリード/スペイン)やオーストラリア代表(同7位)のジャック・マクベイ(ヒューストン・ロケッツ)などとともに名を連ねたのが日本代表(同21位)の河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)だ。 河村はギリシャ代表(同13位)のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、カナダ代表(同5位)のシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)に次いで、大会3位の1試合平均20.3得点を記録。3連敗に終わったものの、同7.7アシストに3ポイントシュート成功率40.6パーセントと存在感を示した。 メンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約に合意した司令塔について、FIBAは「私たちの大半が予想していなかったかもしれない」とつづると、男子で2番目に背の低い選手だったことを触れつつ、「グリープリーグを突破できなかったにも関わらずその名を知らしめた」と紹介した。 特に印象深かった試合としてフランスとのグループ第2戦をピックアップ。エースの八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)が退場した試合で、6本の3ポイントシュートを含む29得点7リバウンド6アシストを記録したことを挙げた。 9月にグリズリーズとの契約締結が予定されているようで、「グリズリーズは早い段階で決断を下せたことに満足しているはずだ」と、日本の若きスターの獲得に太鼓判を押した。
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