厳しい戦いは続く

リヴァプール指揮官スロット Photo/Getty Images

ライバルのマンチェスター・シティをリーグ前節で2-0と打ち破り、首位を独走するリヴァプール。チャンピオンズリーグの舞台でもレアル・マドリードを2-0で破っており、スロット・リヴァプールは絶好調と言っていい。 ［動画］シティを寄せ付けず完勝を果たしたリヴァプール この2試合ではアルネ・スロット監督の真価が試されると思われていたが、見事な結果を残した。リーグでもCLでも単独首位となり、スロット監督の株は爆上がり中だ。 しかし、次戦はアウェイでのニューカッスル戦であり、これはある意味レアル、シティをホームで倒すよりも難しいとスロット監督は語っている。英『Mirror』も“より大きな”試練だと報じ、監督のコメントを伝えた。 「ホームでは体力的に非常に強いことを証明したが、今回のような勝利を2度も挙げたあとでは、アウェイで何度も何度も力を発揮するのは難しいこともある」 「ニューカッスルはホームでアーセナルに勝ち、チェルシーにも勝ち、マンチェスター・シティとは引分けた。だからホームでシティやレアルと対戦するよりも、アウェイでニューカッスルと対戦するほうが難しいのかもしれない。私は質について話しているのではない。セント・ジェームズ・パークで勝つということがいかに難しいのかについて話しているのだ」 スロット監督は記者会見の発言のなかで、「シーズン中でもっとも難しいアウェイ戦のひとつ」とセント・ジェームズ・パークでの戦いを評している。2位アーセナルや3位チェルシーと9ポイント差がついているとはいえ、まだシーズン前半であることを考えればライバルに挽回の隙を与えたくはないところだ。ただしリヴァプールはここで直近6試合のうち4試合に勝利しており、勝率は比較的高い。 ニューカッスル戦の次はマージーサイドのライバルであるエヴァートン戦が待ち構えており、ダービーだけに何が起こるかわからない。スロット・リヴァプールは厳しい日程のなかでどこまで優位を保てるか、注目だ。