「順位よりも悔いの残らないレース」関東インカレ10000m9位の不破聖衣来 入賞ならずも結果に笑顔
関東学生陸上競技対校選手権大会が9日から4日間にわたって開催。初日の女子10000メートルに出場した拓殖大・不破聖衣来選手は、9位の成績でした。 【画像】関東学生陸上競技対校選手権大会に出場したサラ・ワンジル選手と不破聖衣来選手 2021年の大学1年生の時には日本学生記録30分45秒21をマークするも、2年生以後はケガに悩まされていた不破選手。今大会では33分40秒20を記録し9位となりました。 試合を終えて、「まだちゃんと練習を自信を持って積めたというわけではないので、不安はあったのですけど。こうやってまたこの舞台で走れたというのは今後の大きな自信になったので、本当に今回走れて楽しくて、嬉しかったです」と話しました。 また「今回は入賞のレベルとかも見て、自分が優勝を狙えるのかというのは全然。練習からしたら届かないなという感じだった。今回は順位よりも悔いの残らないレースがしたいと思っていたので、自分の力を試すというレースをしました」とレースを振り返りました。 8位までが入賞となる今大会、9位に終わった結果については「終わってみたらあとちょっとで入賞というところはあったので、後半は結構“あ、もしかしたら入賞”と思ったんですけど」と笑顔を浮かべた不破選手。 「でも練習は多分みなさんの方が積んでるというところで、そこの力の差はすごい痛感したので、今回は9位という順位を受け止めて、今度は9月のインカレでしっかり。そこでは本当に勝負ができるようにここからどんどん調子をあげていきたい」と今後に向けて意気込みを語りました。