【バレー】 SV-V.LEAGUE U15選手権を開催。男子優勝はWOLFDOGS 名古屋U-14
バレーボールSV-V.LEAGUE U15選手権が10月5、6日に開かれた。当初、8月31、9月1日に開催を予定していたが、台風10号接近による交通機関への影響や来場者、選手らの安全を考慮し延期となっていた。 過去9回(新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止の2020年、代替大会の21年を含む)は、「Vリーグジュニア選手権大会」として開催されていたが、世界最高峰を目指すSVリーグと地域に密着したV.LEAGUEに再編されたことに伴い、大会名称も変更された。 男子は近畿大学記念会館(大阪)で22チームが参加して行われ、近畿大バレー部員らが運営に協力した。5日にグループ戦、6日にグループ戦、順位決定戦を行い、決勝でWOLFDOGS 名古屋U-14がアローズ静岡U15を下し、優勝した。21年の代替大会Bブロック優勝を含めると、大会5連覇。3位は大阪ブルテオン U15、4位はサンバーズジュニア。 WOLFDOGS 名古屋U-14の神谷雄飛監督は「5連覇を目指してきただけにうれしい。最初は静かでよく言えば真面目なチームだったが、練習や試合を重ねるにつれどんどん自分たちで行動し、湧き出てくるものを表現できるすごくいいチームになった」と選手をたたえた。北田向主将(日進西中)は「最後の大会なので楽しもうと試合に臨んだ。劣勢になったこともあったが、みんなで最後まで通わせて集中できたことが勝利につながったと思う」と選手の結束力を勝因に挙げていた。
北野正樹