アパートの2階に住んでいますが、妻は室内で「エア縄跳び」をします。振動・騒音対策をしたほうがよい気がするのですが、なにか対策はありますか?
音を立てずに有酸素運動する
室内で行える運動は、エア縄跳びだけではありません。エア縄跳びより音を立てずに行える運動もたくさんあります。 古い木造のアパートで騒音が伝わりやすい場合や、周囲が閑静な住宅街で夜になると自動車の音もまばらといった場合は、エア縄跳び以外の運動も試してみましょう。 本項では、大きな音や振動が出にくい有酸素運動を2つ紹介します。 ■踏み台昇降 踏み台昇降は一定時間行うことで、有酸素運動になるだけでなく太ももやふくらはぎの筋肉も鍛えられます。30分で1時間ウオーキングしたのと同程度の効果が得られ、テレビを見たりラジオを聴いたりしながらできるので、飽きっぽい方でも続けやすいでしょう。 音を立てずに踏み台昇降を行うコツは、段差を低めにしておくことです。踏み台昇降用ステップ台は3000~5000円程度で販売されており、高さ調節ができる専用の器具もあるので、活用してみましょう。 ■ボクササイズ ボクササイズは、ボクシングの動作やトレーニングを取り入れたエクササイズです。主に上半身を多く動かすため、エア縄跳びに比べると音や振動が階下に伝わりにくいでしょう。 ボクササイズは、インストラクターが動画をインターネット上に公開しているほか、DVD付きの教本も2000円弱で多く販売されています。初心者でも始めやすく、全身を効果的に動かせます。
集合住宅での運動は階下の人などに迷惑をかけないようにしよう
室内で行える運動を定期的に行っていれば、運動不足も解消できて健康や美容にも効果的です。しかし、アパートの2階以上で運動する場合は、階下などへ騒音や振動で迷惑をかけないように対策を行わなければなりません。 例えば、防音マットや防音ラグを利用すれば、安価かつ室内を傷つけることなく騒音対策を行えます。また、エア縄跳び以外で音を立てない運動もあります。 それでも階下の人などに迷惑をかけてしまう場合は、家賃が高くなる可能性がありますが、防音性が高く、振動が伝わりにくい物件へ引っ越しをしたほうがよいでしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部