【名古屋市長選挙】15年続いた河村市政「継承」か「転換」か “史上最多”7人立候補 2週間の戦いが始まる
名古屋市政の転換点となるのでしょうか。市長選には史上最多に並ぶ7人が立候補しました。15年にもわたった河村市政の継続か否か…大きな争点となっています。 【動画】15年の河村市政を継承?転換? 史上最多の7人が立候補
河村前市長の後継候補 前副市長・広沢一郎氏
11月10日、名古屋市長選挙の告示日。候補者たちの2週間の戦いが、いよいよスタートしました。 前副市長 無・新 広沢一郎氏(60): 「(たすきが)光った方がいいか、光らない方がいいか、どっちが写りいいですか?」 前副市長の広沢一郎氏は、日本保守党から推薦を受け、無所属で市長選に挑みます。その背中を押したのが、15年市長を務め、衆院選に当選した河村前市長。広沢氏はその後継候補として指名され、出馬を決心しました。 演説でマイクを持つと、すぐさま“イチローコール”。市民税の減税や名古屋城木造復元など、河村市政の継続に加え、0歳児から保育料無償化などを訴えています。 広沢氏にはライバル視している候補者がいました。 前副市長 無・新 広沢一郎氏(60): 「自民・公明・民主・国民民主ばっちりくっついて、団体の力で市民の声は押し切れると考えたんでしょうね。なめられたもんですよ」
自民など4党から推薦 前参議院議員・大塚耕平氏
広沢氏のライバルとは、前参議院議員の大塚耕平氏。活動前のルーティン、ゴミ拾いから選挙戦スタートです。 前参院議員 無・新 大塚耕平氏(65): 「ちゃんと予算がついていればきれいになるけど、街の美化とかこれから取り組みたいと実感」 政党に関係なく幅広い支持を得たいと、自民党、立憲民主党、国民民主党、公明党の4党から推薦され、無所属で出馬します。さらに、河村前市長と対立してきた愛知県の大村秀章知事も全面バックアップ。 給食費無償化や認知症対策、さらに名古屋城の木造復元や市民税減税の効果を検証した上で、継続するかを判断するとしています。 前参院議員 無・新 大塚耕平氏(65): 「市民税減税も名古屋城の問題も、また何年もこの話題で過ごすことになれば、世界がこれだけ速いスピードで回っているのに名古屋はどんどん遅れていきます。次の話題に前進しましょう。名古屋をアップデートさせてください」