【名古屋市長選挙】15年続いた河村市政「継承」か「転換」か “史上最多”7人立候補 2週間の戦いが始まる
唯一の女性候補者 政治団体共同代表・尾形慶子氏
家族に見送られて選挙戦に向かうのは、唯一女性の候補者、政治団体共同代表の尾形慶子氏。共産党からの推薦を受け、無所属で出馬します。 去年は愛知県知事選に出馬しましたが、その時から使っているタスキは緑色。その理由は…? 政治団体共同代表 無・新 尾形慶子氏(67): 「緑色の理由は、緑の名古屋にしたいから。涼しくてあたたかい緑の名古屋にしたい」 夏の暑さが年々深刻化する名古屋。気候変動への対策のため街路樹を増やし、暮らしやすい街づくりを掲げています。 さらに、名古屋城天守の木造化など、河村市政を真っ向から否定。給食の無償化や給付型奨学金の拡大などを訴えています。 政治団体共同代表 無・新 尾形慶子氏(67): 「名古屋に来たら子育てがしやすい、授業料免除で学校で勉強できる、そんな魅力ある名古屋にして、名古屋にもっと来て住んでもらいましょう」
元会社員など4人が無所属で立候補 ”史上最多”7人の戦い
また元会社員の太田敏光氏、旅行会社社長の水谷昇氏、元大学講師の不破英紀氏、元自治大学校教授の鈴木慶明氏の4人が無所属で立候補しています。 元会社員 無・新 太田敏光氏(76): 「私が訴えたいことは、無理と無駄がある名古屋城天守の木造化をやめること。代わりに名古屋城天守は耐震化工事を行う」
旅行会社社長 無・新 水谷昇氏(61): 「名古屋が福祉・子育て・教育に必要なお金を集めるには、大きな事業をやらなきゃいけない。私が提起するのは、東京・大阪に負けない巨大なテーマパークの誘致です」
元大学講師 無・新 不破英紀氏(64): 「私の第一点としては、医療問題について考えたい。(行政と)大学病院との関係などから、改革が必要だと考えている。患者の人権だとか、そういうふうなことをきちっと考えてほしい」
元自治大学校教授 無・新 鈴木慶明氏(85): 「市民ファースト、市民第一です。何よりも景気回復。そのための持続可能な賃上げはぜひとも進めたい」