目黒蓮が語る“結婚とファン”「『ずっと』ってない」主演ドラマで感じた共感
Snow Manの目黒蓮さん、back numberの清水依与吏さん、村瀬健プロデューサーが『ボクらの時代』で鼎談。 月9ドラマ『海のはじまり』で、主演を務める目黒さんと、主題歌『新しい恋人達に』を手がけた清水さん、ドラマを制作する村瀬プロデューサー。 目黒さんが、自らの結婚観とファンへの思い、そしてドラマで演じた中で、自らに重ねて共感したシーンについて語りました。 【写真5枚】目黒蓮(Snow Man)、清水依与吏(back number)、村瀬健の写真を見る
目黒蓮が質問「父親の時間の使い方」村瀬Pの答えは…
『海のはじまり』で初めての父親役を演じている目黒さん。 自らの経験にない“父親”を演じて感じたことを、実際に父親である村瀬Pに質問しました。 目黒: 父親という役に向き合っていくと、細かいことも考えることがある。 仕事があって、でも子供がいて奥さんがいて…そういう中での時間の使い方とか、どういうふうにされているのかなって。 仕事の時間と、子供との時間だったりとか、そのバランス感とかはどうしているんですか? 村瀬: 崩壊しているよ(笑) でもドラマだから僕らはマグロ漁船みたいに思っていて、4カ月、5カ月はブワーっと走るけど、1回終わるとスコンと休めたりするから。 目黒: そうなんですね。 村瀬: だからうちの娘にはずっと「パパ秋になったら遊ぼうね。秋になったら、秋になったら」と言われて、もう胸がギューッと痛いのよ…(笑) 清水・目黒: (笑) 村瀬: だから子供たちにとって、いいパパでは無いのかもな…と思うときもあるけど、少なくとも(子供たちから見て)楽しそうだとは思う。 やっぱり「自分の仕事が楽しくてしょうがない」ということを子供に見せられていることが、“それでもう十分じゃないかと思う”みたいな気持ちになってはいる。
目黒蓮「僕の人生も一度きり、ファンの皆さんの人生も一度きり」
村瀬: 目黒くんはこういう父になりたいとか、家族になりたいとか、理想はある? 目黒: やっぱり「こういう家庭がいい」という思いに至る前に、まずそこに行くには“結婚”があって…どうしても結婚というものを考えます。 これはすごく難しい話で…僕自身、目黒蓮としては、めちゃくちゃ結婚はしたい。 村瀬: うん。 目黒: だけど、僕を応援してくださっている人たちには「目黒くんはずっと結婚してほしくない」「恋愛はしてほしくない」と思われる方もいると思うんです。 でも僕も1人の人間なので、やっぱり結婚はしたいし、家庭も持ちたいという気持ちがある。 だから応援してくださる方たちは、僕だけで幸せを感じていてほしくないんですよ。 僕は二の次で、僕以外のものだったり、人で一番に幸せを感じていてほしい。 例えば、本にたまに付録がついてくるじゃないですか。 付録って本を買っているから、なかったらないで別にいいけど、あったらあったでうれしい。 僕も「ないと悲しい…」という存在じゃなくて、「あったらいいな」と思われるような存在でいたいなと思います。 清水: ものすごくそこにちゃんとしたビジョンがあるのが、すごいですよね! 村瀬: うん、ビックリした! 清水: 明確なビジョンを持っている人に会うの、初めてかもなぁ。 でも、難しくない?調整が難しいというか…。 ちゃんと受け取り手(ファンの方)のことを考えられるというのが… あ、ものすごく配慮があるだけか……ちょっと待って、ということは俺、ものすごく最低なやつ…(笑) 目黒・村瀬: いやいやいや!(笑) 目黒: 僕がその先に思うのは、僕が(ファンの)皆さん一人一人のそばにいられて、一人一人に何かがあった時に僕が直接助けに行くというのは、物理的に不可能じゃないですか。 だからその人たちの人生、一人一人あって、とにかく幸せに生きていってほしいなと思う。 清水: もちろんね、それは本当にそうだよね。 目黒: 僕の人生も一度きりで、皆さんの人生も一度きりで…。 だからここで僕が簡単に「結婚願望はないです」と言うことはできるけど、もし後々、自分が結婚したらそれってウソになっちゃうし、(応援してくれる人を)だましたことになっちゃうし、それがすごく嫌だし。 結婚というものは一度きりの人生なので、したいなというのはありますね。 それがここ半年とか1年でという話ではさすがにないですけど。 なかなかウソがつけないというか、つきたくないと思ってしまう。