バーでチャレンジ! ちょっとお高い贅沢ウイスキー、25年熟成のおすすめ 5選
■個人的にコスパ最強の絶品モルト「グレンファークラス 25年」 「グレンファークラス」は1836年に創業され、長らくグラント家がウイスキーを作り続けている家族経営の蒸留所です。超有名なウイスキーで、クオリティも一級品。それなのに、長期熟成のウイスキーを多く作っているからか、比較的安く手に入る点に注目です(とはいっても安いショップでも3万円前後はしますが)。 25年物の「グレンファークラス 25年」は100%オロロソシェリー樽で熟成させており、パワフルで焦げた感じが印象的なウイスキー。とても美味しい銘柄です。個人的に、25年物のウイスキーとしてはもっともコストパフォーマンスがいいと思っています。バーで注文してもそこまで高くないので、シングルモルトの25年デビューにイチオシです。公式テイスティングノートは以下の通り。 色合い:ダークゴールドのハイライトを持つ琥珀色 香り:複雑でありながら洗練された、マーマレード、蜂蜜、挽きたてのコーヒー、シェリー、ナッツの魅力的な香りが漂う。オークの香りも少し感じられる 味わい:フルボディで力強く、シェリーとオークが主張し合うが、どちらも過剰ではない 余韻:強烈で長く続く、ドライでモルティーなフィニッシュ。ダークチョコレートの美しい味が口の中に残り、25年の熟成を締めくくる
■新しい蒸留所でも、その品質は一級「アラン 25年」 スコットランドのアラン島にあるアラン蒸留所は、1995年に設立された新しい蒸留所です。現在は姉妹蒸留所の「ラッグ蒸留所」を開設したため、ロックランザ蒸留所と改名されています。 まだ創業したての時期に作った原酒を使っているので、25年物は年間で3,000本しか出回らない貴重品です。バーボン樽熟成の原酒をメインに、シェリー樽熟成の原酒とあわせて、1年間シェリーホグスヘッド樽で追熟しています。複雑なシェリー感が楽しめる元気な長期熟成ウイスキーです。公式テイスティングノートは以下の通り。 香り:リッチなオークと優しいナツメグのノート。熟したイチジク、サルタナ、ブラックチェリーの甘いアロマ 味わい:フルーツケーキにトーストしたアーモンドとシナモン。オレンジとマンダリンのジューシーな果皮の風味が、マヌカハニー、黒砂糖、焼きアプリコット、興味深いホワイトペッパーのニュアンスと完璧に調和し、さらに複雑さを与える 余韻:クリーミーでスパイシー、ダークチョコレート、クルミ、ダークフルーツのコンポート