被告の男「自分の中にある別人格が3人を殺したと思う」と証言 浜松市で親族3人が殺害された事件の裁判
2022年浜松市の住宅で、親族3人が殺害された事件の裁判で被告の男は「自分の中にある別人格が3人を殺したと思う」と証言しました。 元警察官の男(25)は、2022年3月、自宅で同居する祖父(当時79)ら親族3人の頭をハンマーなどで殴り、殺害した罪に問われています。 これまでの裁判で男は殺害を否認していて、男には「ボウイ」と「亮くん」という名前の2人の別人格が存在するとされています。 13日は主に弁護側による男への被告人質問が行われました。その中で男は「医師の精神鑑定が終わった直後に別人格の「ボウイ」が『俺が3人を殺した』と話してきた」と証言しました。 さらに男は「ボウイ」について「自分の体を乗っ取り自分の意思とは関係ないことができる」と述べました。 この裁判14日は検察側の被告人質問が行われます。