児童が「SDGs」について学ぶ 木製品製造業サシヒロが出前授業 岐阜県池田町
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国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」について学んでもらおうと、揖斐郡池田町の企業が地元の小学校で出前授業を開きました。 この出前授業は、岐阜県が主催して26日から始まった「清流の国ぎふSDGsフェスティバル」に合わせ、池田町の木製品製造業サシヒロが開いたもので、温知小学校の3年生約60人が参加しました。 授業では、サシヒロの川﨑清司さんがSDGsについて説明。使わなくなった物を捨てないで再利用したり、水や電気を節約したりすることなど、学校や家庭でもできるSDGsの取り組みを紹介しました。 このあと、木製製品の製造過程で余った端材を使って児童らが、オリジナルフォトフレームづくりを体験。 社員にアドバイスを受けながら板を接着したりパネルを固定したりして仕上げていきました。川﨑さんは「小学生にとってSDGsは難しいテーマだが、ものづくりを通してSDGsを身近に感じてほしい」と話していました。
サシヒロでは、今後も町内の小学校を対象に出前授業を開き、SDGsの普及啓発に努めるとしています。