和田毅さんに卒業を報告 ソフトバンク板東湧梧、勝負の来季6年目を前に、縁深い長崎で新たな誓い「ラストチャンスと思って」
ソフトバンクの板東湧梧投手(28)が23日、長崎市の長崎ビッグNスタジアムであった「ベースボールキッズ2024」に参加し、縁深い地で6年目を迎える来季の巻き返しを誓った。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 野球教室では、子どもたちと一人ずつキャッチボールを楽しんだ。「緊張している子、自信満々な子とそれぞれだけど、一生懸命というのが伝わってきた。改めて(子どもの頃は)こういう気持ちだったなと思い出した」とほほ笑んだ。さらに「僕は独立リーグの選手たちに野球教室をやってもらったことを今でも鮮明に覚えている。そういう思い出の一つに残ってくれたらうれしい」と語った。 今季は1軍登板がなかった。ウエスタン・リーグでは14試合に登板し3勝2敗、防御率3・88だった。「チームに貢献することができず、本当に悔しい思いをしたシーズンだった。来季はチームに貢献する気持ちだけで頑張っていきたい」と強調。今季を終えて、体を一からつくり直すことに取り組んでおり「今はいい感覚が出てきている」と手応えを口にする。 自主トレは、2023年から和田毅さんに弟子入りして長崎で行っていたが、今回は大阪で実施する。「(和田には)自分の体を(機能的に)つくることをまずやってきますと報告した」と明かす。6年目を迎える来季を勝負の年と位置づける。「ラストチャンスだと思って全力で頑張る」。長崎の地で子どもたちの純粋さに触れ、決意が増した。 (浜口妙華) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社