WS不発のジャッジが巻き返し誓う 「自分がやらなくては」
【AFP＝時事】米大リーグ（MLB）、ニューヨーク・ヤンキース（New York Yankees）のアーロン・ジャッジ（Aaron Judge）が27日、ロサンゼルス・ドジャース（Los Angeles Dodgers）とのワールドシリーズ第3戦以降に向け、スランプを脱してチームを助けることに全力を尽くすと誓った。 【写真】ジャッジから三振を奪って吠えるドジャース山本 ジャッジはレギュラーシーズンにMLBトップの58本塁打を放ち、最も警戒すべき打者の一人としてワールドシリーズを迎えたが、開幕2戦は不発。2-4で敗れた第2戦は相手先発の山本由伸（Yoshinobu Yamamoto）に手玉に取られ、4打数無安打3三振に終わった。 チームも0勝2敗と追い込まれる中、ジャッジは「もちろん、自分がもっとやらなくてはならない」と話し、「まわりのみんなは自分の仕事をし、出塁しているのに、僕が続けていない。第3戦は流れを変えなくてはならない」と語った。 ボール球に手を出しての三振を繰り返していることについては、打席でもっと粘り強くなる必要があると認め、「勝ちが転がり込んでくるのを待つのではなく、自分で何かを起こさなくてはならないときもある」とすると、「相手がストライクゾーンで勝負してこないなら、四球を選ばないといけない」と話した。 第1戦は敵地で貴重なシリーズ初戦をものにできそうだったところから、延長でフレディー・フリーマン（Freddie Freeman）にサヨナラの満塁本塁打を浴びる痛恨の敗戦だったが、ジャッジはそれが第2戦に響いた可能性を否定し、「あまりうまくいかなかったが、みんな試合を通して集中できていた。9回（の反撃）がその証拠だ。前の試合のことは関係ない」と話すと、ホームでの第3戦では「力を見せる必要がある」と意気込んだ。 さらに、本拠地のファンの大歓声がチームの巻き返しを後押ししてくれることに期待し、「僕らには最高のファンがついている。大声で、荒々しく、試合を通じて背中を押してくれるだろう」とコメントした。 「ニューヨークへ戻れるのがとても楽しみだ。シリーズが7回戦制なのには理由がある。僕らなら嵐に立ち向かい、最後は望みの場所へたどり着ける」 【翻訳編集】 AFPBB News
