「住宅地の山は崩れ、道路は濁流に」 “平成最悪の豪雨災害” 西日本豪雨から6年 土石流・浸水・河川氾濫が頻発 記録的大雨で150人以上が犠牲に あの日 広島で何が
泉水はる佳アナウンサー 「山陽自動車道は広島インターチェンジと岡山県の備前インターチェンジの間で通行止めに…」 太田川・矢口水門から中継(7月6日午後4時40分) 長谷川努アナウンサー 「現在、雨の状況はまた一段と激しさを増したようにも見えます。水位もだいぶ上がってまいりました。」 イマなまっ!(7月6日午後4時45分) 青山高治アナウンサー 「これから夜にかけて雨の降り方というのが非常に心配ですね」 岩永哲気象予報士 「そうですね、ちょっと心配なのが、これからが雨の降り方のピークになる…」 【当時の様子】土石流・浸水・河川の氾濫が各地で頻発 大量の土砂や水にのみ込まれた街 道路も鉄道も寸断 ■夕方以降に被害が急拡大 人が “生き埋め”の情報が次々と 6日夕方以降、非常に激しい雨を降らせる発達した雨雲が帯状になって広島県へとかかるようになります。広島市中心部では道路が広く冠水。土砂崩れが発生して人が巻き込まれた、といったような情報が、ニュース番組の放送中に次々と届くようになります。 ニュース6(7月6日午後6時15分すぎ) 小林康秀アナウンサー 「そして、きょう午後なんですが、広島市で崩れた裏山の土砂に住宅の一部が埋まり、女性1人が閉じ込められています。では、今、現場に到着した映像を中継でご覧いただきます。こちらご覧いただいているのは被害にあった広島市南区丹那町の住宅地です。」 広島市南区丹那町(7月6日午後6時すぎ) 記者リポート 「今、目の前でまさに土砂が崩れています。少しずつ雨の影響で土砂が山の土砂が崩れています。」 区の広報車による巡回 「土砂災害が発生しています」 記者リポート 「続々と避難をする住民の姿が見られます。」 ニュース6(7月6日午後6時50分) 小林康秀アナウンサー 「そして今入ったニュースがあります。消防によりますと午後6時半ごろ、広島市東区馬木で人が生き埋めになったと消防に通報がありました。」 広島市南区宇品(7月6日午後7時すぎ) 記者リポート 「あたりでは消防のサイレンが鳴り響いています。道路が完全に水没していて、一面が川のようになっています。」