島根県立大学入試で出題ミス「数学」で出題範囲外の「確率」の問題…受験生の指摘で発覚 全員に加点
11月23日に行われた島根県立大学の推薦入試で出題ミスがあったことが分かりました。 出題ミスがあったのは、23日に行われた島根県立大学看護栄養学部の学校推薦型入試(しまね高大連携推薦/中山間/離島枠)の数学1です。試験終了後に受験生からの指摘で判明したということです。 島根県によると、「大学案内では出題範囲が『数1』と表記されている。確率の問題が出ているが、出題範囲外では」との指摘で、入試本部で確認したところ、数学の試験で数1の範囲ではない分野からの問題1問が含まれていることが分かったということです。 79人が受験していて、県立大学は、範囲外の問題1問を不適切として問題から除外した上で、この問題にかかる点数を全員に加点して判定するとしています。またこの対応による合否判定の順位に変動はないということです。 今後入試問題のチェック体制を強化するとともに実施体制を見直し、再発防止に努めたいとコメントしています。 (数1の1はローマ数字)
山陰中央テレビ