【東京】グルマンが注目!肉の銘柄やネタを選べるとんかつ店2選
2024年の東京フードシーンを沸かせたお店をHanakoが大調査! 創意工夫が光り、日常のごちそうが進化した話題のとんかつ店を紹介します。
1. とんかつ ここまでやるか。/外苑前
厳選素材を使ったとんかつに美酒を合わせる新しい選択。 外食のとんかつといえば、ディナーというよりパワーランチのイメージだが、大人がゆっくりお酒を飲みながら揚げ物欲を満たせるのが、外苑西通り近くに店を構える〈とんかつ ここまでやるか。〉だ。ストレートな店名通り、とんかつの理想形を追求するのは、人気イタリアン〈malca(マルカ)〉を営む北野司シェフ。子どもの頃から大のとんかつ好きで、時間があれば全国各地で食べ歩きにいそしんだ。 神戸ポークや天城黒豚などその日によって数種の銘柄から選ぶことができるとんかつは、2度揚げで衣の香ばしさとなめらかな肉質を両立。豚肉以外にも、本マグロやアジのフライも用意。ワインのラインナップも盤石で、「かつ飲み」の新境地を拓く。
バスクの天然湧き塩水からつくる完全天日塩やだし醤油、クミンやパプリカを合わせたスパイシーなソースなどで味変を楽しみたい。
1. 「神戸牛と銘柄豚のメンチカツ」1個700円(昼価格)。中にはスカモルツァチーズが。2. 「やま幸さんの本マグロのフライ」1切れ1,800円。わさびとだし醤油をつけるのがおすすめ。3. 「銘柄豚の特製コンソメラーメン」1,000円。コク旨スープが沁みる。
とんかつ ここまでやるか。
住所:東京都港区南青山3-2-4 セントラル青山No6-BA TEL:03-6455-4185 営業時間:11:00~14:30LO、18:00~21:00LO 定休日:日休ほか不定休あり 席数:12席 豚肉の銘柄を選ぶ楽しみも。
2. Fry家/高田馬場
自由にカスタムできる楽しさに夢中。 とんかつだけではなく、魚介や季節の野菜も。少しずついろいろな種類の揚げ物を食べられたら、という食いしん坊の願望を叶える〈Fry家〉。フレンチや和食のエッセンスを融合させた洋食界のレジェンド店〈目白旬香亭(めじろしゅんこうてい)〉の斉藤元志郎(さいとうげんしろう)シェフが料理の監修を務めていると聞けば、その期待もさらにふくらむ。 ランチのお楽しみは、11種前後のなかから3品以上の好みのネタをチョイスできる「選べるミックスフライ定食」だ。素材によって挽き具合を変えた特注のパン粉をつけ、からりと揚げる。遊び心があふれるビジュアルに心を掴まれる「アジフライドック」も必食。揚げ物好きならば、思わず気分が舞い上がること間違いなしだ。