「豆腐」は賞味期限が切れていても食べられる? 正しい保存方法や食べられないサインを管理栄養士が解説
豆腐は手軽に調理ができるので食卓に並ぶ頻度も多いと思うけど、量が多くて一度で使いきれず、賞味期限を切らしてしまったことはない? 【写真】ヘルシーなものばかり!「豆腐」を使ったおすすめレシピ 管理栄養士の荒井名南さんによると、食べる前にチェックして欲しいことがあるという。今回は豆腐の賞味期限や食べられる豆腐と食べられない豆腐の見分け方などを詳しく紹介。 ▼荒井名南(あらい・めいな)さん/管理栄養士、健康食育ジュニアマスター、離乳食アドバイザー
豆腐の賞味期限は?
豆腐の賞味期限は、水に浸かっている豆腐かパックに充填された豆腐かによって異なる。 水に浸かっているタイプ……3~6日程度 充填豆腐……1ヶ月ほどであることが多い
食べられない豆腐の見分け方
下記のような場合は豆腐が腐っている可能性が高いので、絶対に食べないようにしてほしい。 1. 異臭がする 酸っぱいにおいなどの異常がある 2. 表面の状態の異変 表面に黄色や赤、緑などの斑点があればカビが生えている。また、表面や水がヌメヌメしている場合も傷んでいる証拠。 3. パックの状態 未開封であってもパックが膨張していると食べられないサイン。菌が繁殖して腐敗しガスが発生している可能性がある。
豆腐の正しい保存方法
未開封の場合はパッケージの記載の通り適切に保存することが最善です。開封後は蓋つきの保存容器に豆腐がつかるくらいのきれいな水を入れて冷蔵庫に入れます。容器を消毒するなど清潔にしておくこともポイントです。この方法では賞味期限に関係なくなるべく早く食べ切ってください。 豆腐は冷凍保存も可能です。パックから取り出してキッチンペーパーで水分を拭き取ってから冷凍保存用の袋に入れて冷凍し、冷蔵庫で解凍または電子レンジで解凍して調理します。 丸ごとでも、食べやすい大きさに切ってからでもよいですし、保存袋に入れてから手でつぶして冷凍すればそぼろ風に使うこともできます。冷凍すると豆腐中の水分が凍り、解凍したときに空洞ができることでスポンジのような食感になります。ナゲットなどにするとお肉のように食べられます。