MLB=名遊撃手クロフォードが引退表明、ジャイアンツでWS制覇2回
[28日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)のジャイアンツで2回のワールドシリーズ制覇に貢献したブランドン・クロフォード遊撃手(37)が27日、現役引退を表明した。 カリフォルニア州出身のクロフォードは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)から2008年のドラフト4巡でジャイアンツに指名された地元の生え抜きスター。メジャー2年目の12年から正遊撃手に定着し、オールスター3回、ゴールドグラブ賞4回、シルバースラッガー賞に1回選出された。 12年と14年にはワールドシリーズ制覇も経験。23年までジャイアンツに在籍し、遊撃手として1617試合出場は球団史上最多を記録。現役最終年となった今季はカージナルスでプレーした。通算成績は打率2割4分9厘、147本塁打、748打点。 クロフォードは「ベイエリアで育ち、いつもジャイアンツでプレーすることを夢見ていた」とインスタグラムに投稿。「地元チームにドラフト指名され、キャリアのほとんどをそこで過ごすことは、子どものころに抱いていたどんな夢よりも大きなものだった。ジャイアンツの遊撃手になることをいつも考えていたが、そこでチーム最多出場記録を更新するとは想像もしていなかった」とつづった。