ホンダ「NSX/NSX-R」が大人向けトミカから登場。エンジンフード開閉ギミックに惚れた!
トミーテックの「トミカリミテッド ヴィンテージNEO」シリーズより、ホンダ「NSX/NSX-R」の1/64スケールミニカーが登場。ボディカラーがレッド(92年式 NSX-R)とパールホワイト(98年式 NSX NA2型)の2モデルが2025年5月に発売される。 【写真】エンジン部の拡大写真もあり! 1/64スケールNSX/NSX-Rの詳細画像はこちら(全20枚)
NSXの特徴的なエンジンフード開閉を再現!
「トミカリミテッド ヴィンテージ NEO」は、トミーテックが扱う大人向けのディスプレイ用ミニカーシリーズ。サイズは1/64スケールながら、金属製のボディやタイヤの質感に、インテリアといった細部まで高いレベルで実車を再現している。 ■ホンダ NSXとNSX-Rとは? 1990年に登場したホンダの2シーターのミッドシップ・スポーツカーが「NSX」だ。NSXのドライバーを大切にした設計思想は世界中のスポーツカーに大きな影響を与えた。また、NSXは量産車として世界初の「オールアルミ・モノコックボディ」が採用されたことでも有名。ボディパネル以外にも構造部材もすべてアルミ素材であるため、スチール素材などよりも軽量で運動性能の向上にも大きく貢献した。 そんなNSXをさらに性能に特化したモデルとして1992年に追加されたのがNSXタイプR(タイプRはのちにNSX-Rへと名称を変更)だ。NSX-RはノーマルのNSXと比べ、約120kgのボディ軽量化や低重心化を実現。サーキット走行を視野に入れたサスペンションセッティングなどさらなる高性能モデルとしてのキャラクターを与えられ、話題を呼んだ。 ■ミニカーの仕様は? レッドカラーは92年式の「NSX-R」で、初期型ホイールを再現。パールホワイトカラーはマニアックな「NSX NA2型」仕様で、1997年のマイナーチェンジで排気量を3.2リッターに拡大したエンジンや、カスタムオーダーで発注できたボディと同色のルーフを再現している。 どちらのモデルもエンジンフードの開閉ギミックを搭載。エンジン部の造形や彩色の表現を、ぜひ手に取って確認してほしい。 税込み価格はいずれも4400円。発売は2025年5月を予定している。確実に入手したいひとは、公式オンラインショップ「タカラトミーモール」で早めに予約することをオススメする。
文= KURU KURA編集部 写真= TOMYTEC