最優秀中継ぎ投手賞・島内颯太郎(広島カープ)あのガッツポーズの真実とチェンジアップの極意を語る
石田充 アナウンサー なんと言っても、ことし、セ・リーグのタイトルを獲りました。 天谷宗一郎 さん しかもカープで初ですよ。塗り替えた男ですから。 島内颯太郎 投手 いや、本当に開幕当初にしたら出来過ぎかなと思いますけど。1年間、1軍で投げさせてもらったので、結果がついてきてよかったなと思います。 石田充 アナウンサー 62試合って、半分近くの試合で投げているわけですから。しかもタフな場面で。 天谷宗一郎 さん 62試合投げて体の変化ってありましたか? 島内颯太郎 投手 やっぱり夏場はしんどいときがありましたけど、そこはトレーナーさんに見てもらいながらって形でことしはやってきました。 島内颯太郎の2023年シーズン 4/1 今季初登板 初球ホームラン…(ヤクルト戦) 4/20 今季初ホールド(阪神戦) 5/20 島内投手 “ターニングポイント”(DeNA戦) 5/26 回またぎ登板 今季初勝利(ヤクルト戦) 5/28 プロ初セーブ(ヤクルト戦) 8/15 15試合連続ホールド(阪神戦) 8/16 18試合連続無失点投球(阪神戦) 9/18 球団初の38ホールド(中日戦) 石田充 アナウンサー プロ5年目の島内投手の今シーズンを時系列で振り返ってみようと思います。実は今シーズンの初登板は開幕2戦目のヤクルト戦、1球目を… 島内颯太郎 投手 ホームランされました。 石田充 アナウンサー …されて、負け投手になっているんですよ。 田村友里 キャスター そうでしたっけ? 石田充 アナウンサー その記憶がなくなるぐらい、その後の活躍があるんですけど、当時はどんな思い? 島内颯太郎 投手 マジか…と思いました、本当に。ことしはちょっとぼくの中で覚悟を決めたシーズンだったので、出鼻をくじかれたというか、ちょっとしんどかったですけど、本当に今がどん底だと思って切り替えるしかないなと思って。 石田充 アナウンサー 開幕直後にどん底が来ているわけなんですよね。ただ、そういった中で今季初ホールドがあったりして、ご自身が “ターニングポイント” と振り返ったのが、5月20日のDeNA戦。どんな試合だったんですか?