“元CA芸人”クレイジーココさん「生理用品を変えるヒマもなかったCA時代を経て」
元CAというだけあって、美容や健康だけでなく、フェムケアへの意識も高いお笑い芸人CRAZY COCO(クレイジーココ)さん。インタビュー後編の今回は、生理やPMSとの上手な付き合い方や、おすすめのフェムケアアイテムについて教えていただきました。 【写真】元CA芸人クレイジーココさん、芸人になった理由は
フェムテックやフェムケア目覚めたのはCA時代。日本製品の素晴らしさはダントツ!
──その経歴や豊富な知識から、さまざまなメディアのフェムテックやフェムケア企画に声がかかるというココさん。目覚めたきっかけは? クレイジーココさん:生理用品をいろいろ試し出したのはCAになってから。当時はまだ“フェムケア”という言葉はなかったのですが、CAという職業柄、ハードなフライトの日は生理用品を取り替えるヒマもなかったりするので、私もまわりもビンビンにアンテナを張って、世界中でよりよいものを探していました。だからCAはフェムテックやフェムケアへの意識が誰よりも高かったのかもしれません。 その結果、痛感したのは日本の生理用品がいかに親切かつ優れているかということ。その思いは外国人のCAも同じで、日本線で来日したときにはドン・キホーテとかで爆買いして帰っていくんです。日本の生理用品は本当にたくさんの種類があるし、始まり・2日目・終わりかけ・寝るときなど、シチュエーションにピッタリの高品質なものを選べますが、そんなのは当時、日本だけなんです。もう、本当に日本製がダントツ! 2歳から高校生までクラシックバレエを習っていて、タンポンデビューが13歳と、人より早かったこともフェムケアに目覚めたひとつのきっかけかもしれません。タンポンの使い方って意外と難しいしコツがいりますよね? でも当時アプリケーターがついていたのはおそらく日本の製品だけ。 CA時代は月経カップを使っている北欧のCAさんもいて、すごい進んでる!って驚きましたが、最近はフェムケア市場が拡大して、生理用品の種類がもっと増えましたよね。ショーツタイプのナプキンとかも、CA時代にあればよかったのになぁと思います。