ル・マン24時間の多彩なレーシングカーの走行に大興奮! 公道レースは取材者も注意しなければ危険です【みどり独乙通信】
取材するメディアチームも注意しないと……
午前中のセッションは徒歩圏で行ける場所で撮影し、午後からはメディアシャトルに乗って、有名なテルトルルージュへ。めちゃくちゃ恥ずかしいのですが、フランス語の発音ができず、シャトルを手配してくださる方に、どこへ行きたいの? と聞かれ、テルトルルージュと何度言ってもなかなか通じず、お互い大爆笑!「ルージュ」の部分でご判断頂けたようです。 ル・マン24時間レースで使用されるコースの一部は、普段は一般道でもあります。私ももちろん利用していますが、やはりそんな公道をレーシングカーが走行するというのは不思議な気分になります。ここをフルスロットルで走るの? なんて思って。 レースが終了した翌日の月曜日はコースの公道部分を自走してからドイツへ帰るのですが、ニュルやスパとはまた違ったチャレンジングなコースであることをいつも実感し、ドライバーにはあらためて感心してしまいます。公道ですからエスケープゾーンなんてものはありませんしね。 テルトルルージュの次にはインディアナポリスへ。ここは事故が起きやすい場所で、私がそこに滞在していた1時間半ほどの間にハイパーカーとLMP2のそれぞれ1台がブレーキングのタイミングがほんの少し遅れてタイヤバリアに正面から突っ込んでいきました。 事故はレーシングカーのみではありません。コースサイドで写真を撮っていた時に、後ずさると……右足が水溜りにドボン! 意外と深くてバランスを壊してカメラを持ったまま転倒。お尻近くまで右半身だけびちょぬれと腐ったお水でヌルヌル、悪臭……。脚が痛いなあと思って見てみたら、15cmほどはある大きな青あざになっていました。
池ノ内みどり