ＪＲ東海がリニア工事に伴うボーリング調査を中断したことについて、静岡市の難波市長は直接市民に説明すべきだとの考えを示しました。 　ＪＲ東海が進めている地質や湧水の状況を調べるボーリング調査は、静岡県境から１０メートル進んだところで一旦終了しました。 　山梨県内の地質がもろい箇所で穴の回りが崩れてふさがり、調査の継続困難になったということです。 　静岡市の難波喬司市長は１３日の定例会見で「なぜ中断することになったのか説明をお願いしたい」と述べた上で。 ●静岡市　難波喬司市長： 「あらゆる事業の説明責任はだれにあるのかということですけども、それは事業実施主体にあるわけです。説明される側は誰かと言うと市民なんですね、つまり自治体ではないんです」 　難波市長はこう述べ「ＪＲ東海は市民に直接説明すべき」との考えを示しました。