オリックス・岸田監督に山田OB会長が“金言” 野手と「しゃべらないかん」 全面バックアップも約束
阪急、オリックスのOB会総会が7日、兵庫県内で開催され、山田久志OB会長(76)が岸田監督に全面バックアップを約束し、投手出身監督としての金言を授けた。 「投手出身の監督は難しい。(野手との)コミュニケーションだね。しゃべらないかん。1年目はいくら失敗してもいいから。私どもOB会全員が、岸田応援団」 02、03年に中日監督を務めたが「野手のことは本当に分からんかった」と苦い経験がある。ただ、中日在籍が4年間だった自身と違い、岸田監督は選手、コーチを合わせて来年20年目となるだけに「それは私と違うから」と期待をかけた。 「山田久志さんに言っていただけたら心強い」と表情を引き締めた岸田監督。大レジェンドの後押しを受け、1年目からV奪回に挑む。(山添 晴治) ○…山田OB会長が来季の開幕投手が決定しているオリックス・宮城に「珍指令」を出した。「宮城はいい投手。大好きな投手だ」と絶賛しながらも「髪を切らないといけないけど。長すぎるな」とチクリ。「やることはやっているから、成績さえ残してくれたら」とフォローを忘れなかったが、長めの後ろ髪が気になる様子だった。