成熟期の強豪対決!6位クボタスピアーズ船橋・東京ベイ×2位東芝ブレイブルーパス東京!NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24第12節
第12節を迎えたディビジョン1(D1)は、レギュラーシーズン(16節)の約3分の2を消化した。
残りは5節となり、最終コーナーに差し掛かろうかという状況だ。
BYEウィーク(休養週)明けの4月7日(日)、東京・秩父宮で激突するのが、6位(5勝6敗/勝点26)のクボタスピアーズ船橋・東京ベイと、2位(10勝1敗/勝点46)の東芝ブレイブルーパス東京だ。
昨季王者の6位スピアーズは、3季連続のプレーオフ進出へ土壇場。5位横浜キヤノンイーグルス(勝点7差)、4位コベルコ神戸スティーラーズ(勝点8差)を追いかけている。
2週間前は首位埼玉ワイルドナイツに22-55で6敗目。前半スコアは3-26。後半に強いワイルドナイツ相手に、前半23点ビハインドは厳しい展開だった。
「前半は相手ペースで進んでしまいました。今シーズンの勝てなかった試合は、前半の内容があまり良くない部分があると思います」(スピアーズ、立川理道キャプテン)
スピアーズの明るい材料は、活きのいい若手だ。
ワイルドナイツ戦の後半途中には明治大学からアーリーエントリーのPR為房慶次朗が登場。帝京大学のHO江良颯、2歳上のPR紙森陽太と共に平均年齢22.7歳のフロントローが力を示した。
「後半に若い選手たちが勢いを与えてくれました。そこでスコアできたことはチームにとっても明るくポジティブなニュースです」(スピアーズ、立川キャプテン)
前節からの先発変更は7名で、フォワード陣はPRオペティ・ヘル、ロックのJD・シカリング。
バックスは5名変更と多く、WTB金秀隆、CTBテアウパ シオネ、WTBハラトア・ヴァイレア、FBゲラード・ファンデンヒーファー。
そして最後の一人は第3節以来の復帰となる世界的司令塔、SOバーナード・フォーリーだ。不在の間に見事結果を残した岸岡智樹は背番号21を背負う。
また前節スクラムなどで力を発揮した若手フロントロー3人(江良、紙森、為房)もリザーブ入りを果たしている。