【マリーゴールド】レスラー人生で最後のリーグ戦かもしれない。“DREAM☆STAR GP2024”、高橋奈七永の生き様をご覧ください!
マリーゴールド初のシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」。8月31日大阪大会で幕開けし、9月28日名古屋大会の最終戦まで全9大会の熱戦を展開していく。この大会の頂点に輝く最有力候補の1人、“女子プロレス界の人間国宝”高橋奈七永。 Sareeeやボジラなど強豪ひしめく「STARリーグ」にノミネートされた。 【写真】Sareeeの発言でピリつく記者会見
8月から限定参戦と団体側から発表されたことについて
――団体側から、「高橋奈七永選手は8月から限定的参戦」と発表されましたが、体調は大丈夫でしょうか? 奈七永: 5月、6月、7月と急遽欠場が続いてしまってファンの方にご心配をおかけしました。欠場の理由は、月によってそれぞれ違うんですけど、もう大丈夫です。 ――何か大きなケガがあったのかと思いました。 奈七永:2020年に足首の大きな手術をしたんですが、その時は復帰できるかどうかもわからなかった。長年の戦いの蓄積もあるのでケガとはお友達にならないといけないですね。ケアしながら調整しています。 ――今年4月からマリーゴールド所属となり、早4ヶ月が過ぎました。 奈七永:2022年から約2年間はフリーで活動していたけど、マリーゴールドに所属して試合数がドーンと増えましたね。 ――毎週末、マリーゴールドは大会を開催されていますね。 奈七永:平日は団体の練習があるので、 フリー時代とは比べものにならないぐらい充実しています。「8月から限定参戦」と発表がありましたが、現状それほど試合数は減っていません。ですからそんなに心配しないでください!
過去参戦した格闘技ラウェイについて
――2016年、高橋選手はバンデージのみで戦う“地上で最も過激な格闘技”ラウェイに出場しました。 奈七永:当時、私はシードリングの代表で「団体や自分の名前を世間に広めるために、なんでもやってやろう」という覚悟でリングに上がりました。格闘技戦を経験したかった、というのもあります。 ――格闘技の経験はあるのでしょうか? 奈七永:長い間、キックボクシングや格闘技のジムに通っていました。だから出場を打診された時、すんなり「やります」と返答しました。 ただ、バンデージのみで元ボクサーに殴られ、どんどん仮歯がボロボロになっていくのがわかりました。でも「絶対ダウンするもんか」と思いながら戦いました。 最初の試合が2016年11月。ミャンマーに行き、61 - 64キロ級王者であるシェー・シン・ミンに勝ってしまって、引くに引けなくなりました(笑)。 ――個人的にプロレスと格闘技は似て非なるものと思っているので出場を知った時、驚きました。 奈七永:私からすれば、“リングは繋がっている”ので「戦う」という意味では同じ。もちろんルールは違いますよ。でも私の戦うスタンスは何一つ変わらなかったですね。