最終盤PK被弾で判定に苦言呈したマンチェスター・U指揮官「不当だと感じるのは今季3回目だ」
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は27日のウエスト・ハム戦後、最終盤のPK被弾について「不当だと感じるのは今季3回目だ」と判定への苦言を呈した。『BBC』や『ESPN』が伝えている。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 この試合では1-1で迎えた後半42分、ウエスト・ハムのFWダニー・イングスがDFマタイス・デ・リフトと接触して転倒。デイビッド・クート主審は当初ノーファウルと判定したが、オンフィールド・レビューで繰り返し映像を見た結果PKに判定を変えた。これに対してデ・リフトがイングスのハンドをアピールするなど、マンチェスター・U側は猛抗議。ただPKが確定し、FWジャロッド・ボーウェンが決めてウエスト・ハムに勝利をもたらした。 試合後、テン・ハフ監督は「はっきりとした明白な間違いではない」と当初のノーファウル判定について見解を示し、VARが介入したことを疑問視した。続けて「不当だと感じるのは今季3回目だし、我々のチームや試合結果、順位に大きな影響を与えている。正しいことではない」と不満を示した。今季はMFブルーノ・フェルナンデスの一発退場が誤審だったと後に発表されるケースもあった。 また「サッカーは最も優れたチームが必ずしも勝つわけではない」と述べると「現時点で運は私の味方をしていないが、これは私自身ではなくチームについてであり、運が我々の味方をしていない」とコメント。その上で「昨シーズンもそうだったが最終的には状況を好転させた。今日も同じようになると確信している」と力を込め、14位からの浮上を誓った。