女児の性器をハサミで切り取り、縫い合わせる…日本のフェミニストがなぜかスルーする「女子割礼」の大問題
■先進国が禁止しても防げない近親婚 また、このような地域は、いとこ同士などの近親婚がいまだに当たり前です。代々いとこ同士で結婚するから生まれる子どもには障害児もかなりいます。 これはイギリスではかなり前から研究されている、公的な事実です。 たとえばイギリス北部のブラッドフォードでは、生まれつき障害があるパキスタン系の赤ちゃんの31%が従兄弟同士などの近親婚が原因でした。 またパキスタンでの近親婚で遺伝子の問題により遺伝病を抱えた子どもや障害を持った子どもが産まれることは、欧州の科学者によりよく知られた事実です。 彼らはいとこ同士を結婚させて親族を先進国に連れてくることもやります。そのほとんどはお見合いです。拒否はできないのです。結婚は子どもの頃に決まっていることもあります。これは移民3代目や4代目ですらやっていたりします。いとこ同士などの近親の結婚を法律で禁止しても子どもをつくってしまうのです。 ■支援が必要な移民を無視することはできない 産まれてくる子どもは障害児が多く、寝たきりなどかなり重い場合もあります。このような習慣を海外の移民先でも継続する移民は、母国でも読み書きが厳しい地域や階層の場合もあります。その人々が近親婚をし、子どもは重い障害児。親も読み書きができないので、先進国の法律や決まりが理解できません。 このような重い障害者を、先進国の自治体や施設が支えなければならないのです。法律で決まっているので、地元の人と同じ支援が基本です。 また移民を送り出す国には、婚前交際や姦通、不倫などをした女性を、親族が殺す(名誉殺人)という慣習が残るところもあります。硫酸をぶちまけて体を溶かして殺害したり、放火して焼き殺したり、石で殴り殺したりするのです。それを先進国でやってしまうわけです。
■アメリカやヨーロッパが直面しているジレンマ 彼らはそのような価値観ですから、当然のように、日本の「堕落した」露出の高い服装、漫画やアニメの性的な部分、飲酒、繁華街、婚前交際などを許容しないどころか憎悪を抱き攻撃の対象にします。価値観が違うから議論は不可能です。 民主主義や表現の自由が浸透していない中世の感覚の地域から人が大量に来ることは、つまり民主主義国家の中にまったく異なる価値観を抱えることになります。しかし民主主義国家においては彼らの価値観も尊重しなければならないのです。これが現在北米や欧州が直面する現代の民主主義のジレンマです。 また民主主義の国では、男女別学を要求する外国人がいたら意見を聞いて議論しなければなりません。過激派の集会やデモも認めなければなりません。何をもって違法か、反社会的かとするのは大変むずかしいのです。 ■「女子割礼」というあまりに残忍な習慣 途上国の中にはいまだに女子割礼が当たり前である国が、かなりの数存在します。実は日本から近い東南アジアでもやっている国があります。 女子割礼とは、幼児や乳児、女子の性器を刃物で切り取って縫い合わせる行為です。医師がやる場合もありますが、多くの地域では麻酔もなしで、民家の一角や小屋などで、不潔な刃物やハサミで、地元の産婆や祈祷師がおこないます。 一部を切り取る場合、性器をほとんど切り取る場合、針でちょっと穴を開ける場合などさまざまなパターンがありますが、もっとも凄惨なものは切り取った後に排尿や生理用の穴だけ少し残して縫い合わせるという方法です。 出産や性交の際には刃物で切り裂きます。これも素人がやる場合があります。このような残忍な習慣を、移民は先進国にも持ち込みます。子どもを海外に連れ出しておこなう親もいます。 ですからイギリスはじめ移民多数の先進国には、自治体や医療機関が通報をするなど「女子割礼を犯罪として認識させ、防ごうとする仕組み」があります。医療関係者が見分けられるようにトレーニングもあります。しかし日本ではまだ議論すらありません。