全英女子OP優勝は世界304位ポポフの”史上最大下剋上”…海外メディアは「おとぎ話」「病との戦いもあった」と衝撃
五輪やパラリンピック競技を扱う英国メディアの「インサイド・ザ・ゲーム」は、「世界304位のポポフがおとぎ話のような勝利」との見出しを取り、「ポポフは、先月のLPGAツアーでオランダの友人でもあるアン・バンダムのキャディーを務めていた。前回出場した2011年の全英女子オープンで67位に終わっていたポポフは、67万5000ドル(約7150万円)を獲得し、メジャー大会を制した初のドイツ女子選手となった」と報じた。 欧州をカバーしているスカイスポーツは、「ポポフには、ライム病との長きにわたる戦いがあった」と明かし、メジャー大会での初勝利について「長い道のりだった」とコメントしたことを紹介した。 記事は、「世界304位(のポポフ)が2打差でAIG女子オープンを制し、大きな衝撃を与えた。ポポフは、昨年の終わりにLPGAの出場資格を失い、2週前のマラソン・クラシックでトップ10に入り、大会への参加資格をやっと得たばかりだった。彼女は、この何年かは、ライム病という深刻な健康の問題と戦わなければならなかった」と紹介。 さらにポポフの「昨年でプレーすることをやめかけていた」「いつでも世界最高の選手たちと渡り合えると信じていた」という試合後コメントを掲載した。 全英女子オープンには毎年のようにドラマが用意されているようだ。