LATAM、787を10機追加発注 30年までに52機体制
ボーイングは現地時間10月28日、チリのラタム航空(LAN/LA)を傘下に持つLATAM(ラタム)航空グループがボーイング787型機を10機追加発注したと発表した。5機分の787-9が含まれる契約で、既存路線の輸送力拡充や、シドニーへの直行便開設などネットワーク拡大につなげる。 LATAMは現在、787-8を10機と787-9を27機の787ファミリー計37機を運航。今回の追加発注を含め、2030年までに52機へ増やす見通し。 LATAMのラミロ・アルフォンシCFO(最高財務責任者)は「今回の発注で、2025年から20年代末までに少なくとも毎年2機ずつ受領が可能になる」とコメントしている。
Tadayuki YOSHIKAWA