富裕層たちが自然にやっている《節約ポイント3点》&《お金を増やす2つの工夫》元証券会社社員が解説
「富裕層」のマインドから学ぶ!お金を守って育てる方法
今回は、富裕層の定義や世帯数に関するデータを見たあと、ホンモノの資産家たちが「出し渋る出費」や「当たり前にやっている、お金を増やす工夫」についてご紹介していきました。 こうした「富裕層のマインド」から私たちが学べることは決して少なくないでしょう。たとえ小さな資産であったとしてもそれを守り、増やすためのヒントが見つかるはずです。 超低金利が続くいまの日本。資産を大きく増やそうと考えたとき、預貯金だけでは難しいのが現状。投資で「お金にも働いてもらう」仕組みづくりを検討する好機であるとも言えそうですね。 預貯金とは異なり、投資には元本割れのリスクがある点は承知しておく必要があります。しかし、時間をかけてコツコツと積み立てていくことでリスク軽減を図りながら、資産の寿命を延ばしていくことにも繋がります。 NISAの「つみたて投資枠」や、「iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)」など、少額からの投資を始めやすい税制優遇制度の活用からスタートしてみるのも一案ですね。
参考資料
・野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」 ・厚生労働省「2024(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」2 各種世帯の所得等の状況 ・デジタル大辞林「相対的貧困率」コトバンク
立野 力