東大生も実践していた! 元小学校教師が生徒を見て衝撃を受けた、賢い子を育てる「早寝」習慣
こんにちは!知育で娘を3歳でIQ130まで伸ばした、賢い子の育て方について発信している、まーやです。 「本当に賢い子」ってどんな子? 元教員が出会ってきた「賢い子」に共通する“ある特徴”とは 今回は、14年間の教員生活で出会ってきた子どもたちと、東大生の幼少期の生活習慣の調査を照らし合わせながら見えてきた「早寝」についての効果をお話しします。
教員時代に衝撃だった出来事
教員生活でいろんな子どもたちと出会ってきましたが、早寝の大切さを実感させてくれた当時小学校1年生だったAさんの話をしたいと思います。 希望に胸を膨らませた1年生が入学した4月。 職員室で担任の先生が「Aさんずっと寝てるんです」と頭を抱えていました。 1年生と言えば、小学校生活に憧れを抱いて入学してくる子が多く、元気いっぱいでまさにエネルギーの塊というイメージ。ですが、Aさんは入学早々から1日中寝たまま過ごしているのです。そして、話を聞くとAさんは夜遅くまで起きていることがわかりました。 Aさんとお話しすると、頭の回転も早いお子さんで、普通の学校生活を営んでいればある程度の学力が保証されることが予想できました。ですが、その後も生活の改善は難しく、学習面では抜け落ちているところも増えてきてしまい、周りの友だちともうまく関係性を築けないまま高学年へと進級していきました。 もし、早寝早起きの習慣が身に付いていれば、先ほど挙げた学校生活とは違った毎日を送ることができたのではないかと今でも思っています。
データから見る東大生と一般家庭の差
早寝は本当に賢さにつながるのでしょうか。 実は、東大生の乳幼児期の生活習慣の調査結果の中に興味深いデータがあります。 東大生の家庭と一般家庭の就寝時間を比較したというものです。 知育雑誌『プレジデント Baby』(2019年発売の完全保存版)によると、子どもの時に(1歳6ヵ月から就学前のお子さんが対象)20時前に寝ていたという東大生の家庭は28.4%に対し、一般家庭では10%。東大生の家庭は約18%も早寝の割合が高い結果になっています。 一方で、21時半以降に寝ていた東大生の家庭は18.4%に対して、一般家庭では47%と、東大生の家庭は約30%も低い結果に。 つまり、お子さんが東大生に進学したご家庭では、乳幼児期から早寝の習慣を意識している割合が高いのです。 では、実際にどのようなメリットがあるのか見てみましょう。 メリットの一つに、早寝は「集中力や記憶力の向上」が期待できます。 十分な睡眠時間が確保できるので、脳の情報処理能力が高まることが理由です。これは賢い脳に必須条件ですよね。 その他にも、脳と身体が十分に休まるため、「翌日は元気いっぱいに活動できる」良さや、身体の免疫系が強化して「風邪などをひきにくい丈夫な身体になる」メリットも。 つまり、早寝をして十分な睡眠を取ることで、脳が高いパフォーマンスで機能できるようになり「賢さ」へとつながっていくのです。 次回は、教員時代に感じた、早寝をしている子の最大の特徴と「早寝」を習慣づけるなら秋からがおすすめの理由についてご紹介したいと思います。
【Profile】まーや(@ma_ya.chiiku)
教員時代の習性と研究気質から、妊娠中に育児書を1000冊以上読破。14年間の教員経験の中で、生きる上では学力だけではなく、人間性も重要だと感じ、特に幼児教育の重要性について考えるように。乳幼児期の脳の発達やIQおよびEQに着目し、2年間の育休中に自宅保育と知育を行い、3歳の娘のIQを130までに伸ばした。北海道の一軒家で夫、3歳の保育園児(娘)との3人暮らし。
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