「倉野コーチが部屋に来て」「僕は動かないでおこう」「そこを貫けば美しさにも」 ソフトバンク小久保監督、優勝会見の一問一答
ソフトバンクが4年ぶりのパ・リーグ優勝に輝いた。歓喜のビールかけが行われる前、大阪市内のホテルで優勝会見に臨んだ小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。 ■松葉杖でグラウンドへ…近藤が小久保監督と熱い抱擁【写真】 ―今の心境は。 「今日だけは楽しもうと思ったんですけど、倉野コーチが部屋に来て次のミーティングが入ったので。このあとのビールかけだけは楽しもうと思います」 ―どんな信念で臨んだ。 「一番はどっしりしているということ。バタバタしない。心の中がどれだけざわついてもそれを表情や態度に出さないということは貫いてやってきたかなと思います」 ―好守両面での評価。 「あれだけの選手が集まっているので、流れを止めないとか邪魔をしない。選手を信じ切るというところではあまり僕は動かないでおこうとそっちの方に気を使いましたね。あとけが人が出ましたけど、その分、穴を埋める感覚ではなかったけど、プロとしての替えの効かない選手になるという選手が出てきてくれたのが強みだったと思います」 ―リリーフ陣では若手も奮闘。 「ゲーム差があったとはいえ優勝争いしている中での登板だったので、彼らにとっては今後のキャリアに自信につながったと思いますし、正直、送り出す方は内心ドキドキではありましたね」 ―就任会見で伝えた美しさを体現できた。 「あの場で使って、そのあとは選手たちにそういう細かいことは言わなかったんですけど、いろんなところから独走で強いチームと言われていたんですけど、強いかどうかはわれわれの中では分からなくて、比較する人が感じることなんですけど。ただ、優勝するに値するチーム、ふさわしいチームであるかはということは自問自答していたので、そこを貫けば美しさにもつながってくるかなという思いで、強くあるのは当然なんですけど、優勝するに値するチームかというのは常にチームをそういう目で見ていました」 ―今後に向けて。 「残りシーズンはタイトルを絡んでいる選手、周東の盗塁王もありますし、栗原はちょっとタイトル関係ないですけど、有原は最多勝がかかって、その辺はうまくそこは選手にとって最後のシーズンのご褒美というか、つかめるところは協力していきたいし、あとはCS見据えて、どこのチームが上がってくるかというのを分析しながらコーチ陣もいろいろと情報を出してもらおうかなと思っています」 【#OTTOホークス優勝特集】 【おすすめ記事 優勝特集】 女性関係の不祥事で大批判…山川穂高を支えた妻の一言、小久保監督の長男&長女が父に贈る言葉、秋山幸二さんが語る小久保采配など西スポWEB OTTO!が総力取材したとっておき優勝記事がたっぷりです。 ▼下記の関連記事から▼
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