【阪神JF】海外2歳馬がJRA競走初参戦 歴戦の名手デットーリ騎手の手綱さばきに注目
今年の阪神JFには、アメリカのメイデイレディ(J・リー厩舎)が出走予定で、海外所属の2歳馬としては初のJRA競走参戦となる。同馬はTapit産駒の米国産馬で、デビューからすべて芝のレースで4戦3勝、2着1回という成績を残しており、前走のブリーダーズCジュベナイルフィリーズターフでは2着に入っている。アメリカ所属馬がJRA・GIを勝てば、2003年のジャパンCダートを勝ったフリートストリートダンサー以来21年ぶりとなるが、メイデイレディは日本でどのような走りを見せるか。 メイデイレディに騎乗予定のL・デットーリ騎手は、2019年以来5年ぶりのJRAでの騎乗となる。凱旋門賞で歴代最多の6勝を挙げている他、ドバイワールドC(3勝)、英ダービー(2勝)、BCクラシックなど数々のビッグレースを制してきた騎手で、JRA・GIでは通算4勝を挙げている。デットーリ騎手の京都での騎乗は2006年マイルCS7着の1度だけだが、久々の日本でどのような手綱さばきを見せてくれるだろうか。