武豊が語るサイレンススズカ「凄くうれしそうに走る」騎乗時に一度もしなかったことは…
JRA史上最多の通算4550勝(2日現在)を誇る武豊騎手が、11月30日放送のテレビ東京「武豊の“ウマ旅”~中京競馬場~」に出演した。 【写真】98年の金鯱賞で大差勝ちを果たしたサイレンススズカ 中京競馬場で語り継がれるのは、武豊が騎乗したサイレンススズカが大差勝ちを果たした98年のG2・金鯱賞。「98年かあ」と26年前に思いをはせたスーパージョッキーは「この馬は特別、走りたい、走りたいが凄かった」と振り返った。 中京競馬場開設60周年記念の「思い出のベストホース大賞」にも選ばれたサイレンススズカ。「このレース(金鯱賞)がファンの方から今でも支持されている」とした武豊は、「僕、サイレンススズカに鞭を入れたことがない」と明かし、「凄くうれしそうに走る。気持ちいいんでしょうね、やっぱり。この馬に乗れたことは騎手としての財産、凄い大きいことだったと思う1頭ですね」と話した。 サイレンススズカは97年2月にデビュー。武豊は9戦目の香港Cからコンビを組み、以降は宝塚記念を除く8戦で手綱を取った。98年11月の天皇賞・秋のレース中に故障し、天へと駆けた。