【からつボート・ファン感謝3DaysBBT】大会初となる〝2回走り〟
<11日・からつボート・前検日> 【記者コラム・古賀正史の正史かける】 今回で10回目と節目の開催になった「ファン感謝3Days」。ボートレース界でもおなじみになったこの大会だが、今節はちょっとしたイレギュラーが発生した。欠場者が出た関係で今節の出場選手は計47人。勝ち上がりを決めるトーナメントは計8個レース。そのトーナメントを各選手が1回のみしか走らないようにするためには、最低48人が必要。ところがこれを今節はできず、トーナメント2回走りの選手が出てきた。 ちなみに、その〝2回走り〟に抜てきされた山崎裕司は、前半レースは得減点の対象とせず、後半レースを〝本番〟レースにするとのこと。ただ、2日目はセミファイナル4個レースに加え、決勝進出に関わる敗者復活戦も4個レース行われるため、こちらでも必然的に〝2回走り〟が発生する。ルールの性質上、敗者復活戦出場者の2回走りが筋だと思われるが…。何にせよ、〝レアケース〟を楽しみつつも、2日目以降の番組マンの〝采配〟にも大いに注目したい。 ▼3R 初日2回走り(こちらは一般戦とトーナメントの通常ケース)の池田浩二が手にしたエンジンは前節優出機。「前検としては特に異常はなかった」とまずまずの手応え。当地はSG、GⅠタイトルを持つほどの巧者なら、前半の一般戦からいきなりの好走があってもいいはず。4―125―全。