6区・山本歩夢が区間新!「しっかり仕事ができた」國學院大が連続区間賞で青学大に迫る /全日本大学駅伝
◇第56回全日本大学駅伝(11月3日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 【レース速報中】全日本大学駅伝の展開をこちらからチェック! 大学駅伝ナンバーワンを決める全日本大学駅伝が行われ、6区(12.8km)は、國學院大の山本歩夢(4年)が区間賞を獲得した。 トップを行く青学大に虎視眈々と迫る國學院大。5区の野中恒亨(2年)が区間賞で41秒差で詰めてタスキを受けた山本は、9km付近で差し込み(脇腹痛)が来る仕草を見せる。「3km過ぎに差し込みがきた」と振り返り、「後半上げるためにリズムを作りながら走りました」。ラストはしっかりペースアップ。最後は青学大の白石光星(4年)に4秒差と迫る36分47秒の区間新で駆け抜け、平林清澄(4年)にタスキをつないだ。 山本は「区間賞を取ることが最低限の仕事。そこはしっかり仕事ができたのは良かった」と語るも、「青学大さんを抜くことができず力不足でした」と悔しさものぞかせた。 22年にハーフマラソンで1時間0分43秒、今年は5000mで13分34秒85と國學院大記録を樹立している山本。前回の全日本は2区区間11位。今年は関東インカレ(2部)は5000mで9位。優勝した出雲駅伝では2区区間5位でまとめて優勝への流れを作っていた。 青学大の白石も37分27秒で区間2位。駒大の安原海晴(駒大2)が37分39秒で区間3位だった。
月陸編集部