たまに見かける「図柄入りナンバープレート」の車。「交付料金」や「申請方法」はどうなっているの?
街中を歩いていたり、車で走行したりしていると、図柄入りのナンバープレートを見かけるか機会があるかもしれません。そんな図柄入りナンバープレートについて、交付料金や申請方法を知りたい人もいるでしょう。 そこで今回は地方版図柄入りナンバープレートとはなにかとあわせて、導入している地域をまとめました。あわせて、地方版図柄入りナンバープレートの交付料金や申請方法についてもご紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
地方版図柄入りナンバープレートとは?
地方版図柄入りナンバープレートは、各自治体をイメージした図柄が描かれているナンバープレートのことです。2018年10月1日から交付を開始しており、地域の風景や観光資源など、さまざまなデザインのナンバープレートが提供されています。 導入地域は全68地域となっており、具体的なエリアは表1の通りです。 表1
※国土交通省 地方版図柄入りナンバープレート「導入地域」を基に筆者作成 上記のほか、秋田県・栃木県・群馬県・東京都・沖縄県に関しては、都道府県全域を対象とした図柄入りナンバープレートが提供されています。いわき・那須・岡崎・堺・広島については、既存のナンバー名を単位とする図柄が提供されているのも特徴です。 ■地方版図柄入りナンバープレートの申請方法 地方版図柄入りナンバープレートは「希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス」のWebサイトから申し込みができます。もし自身での手続きが難しい場合は、ディーラーや整備工場などに相談することで、対応してもらえるケースもあるようです。 なお、申請については新車・中古車の購入時はもちろん、すでに乗っている車のものを変更することもできます。 ただし、地域表示名が変わる場合は、希望番号による手続きが必要となる点に注意しましょう。 ■地方版図柄入りナンバープレートの申請料金 地方版図柄入りナンバープレートの申請料金は、自治体やサイズによって異なります。中板の場合は8000円前後、大板の場合は1万円前後での申請が可能ですが、具体的な金額は管轄の運輸支局へ問い合わせてみましょう。 なお、申請料金のほか、自治体へ寄付金を支払うことも可能です。ナンバープレートの交付料金に加えて1000円以上寄付すると、フルカラーの図柄入りナンバープレートを受け取れます。 寄付金は交通改善や観光振興などの発展に使用されるため、地域を応援したい場合は寄付を検討してみてもよいでしょう。