バルセロナSDデコ氏がニコ・ウィリアムズ&ダニ・オルモの代理人と接触、交渉に進展か
バルセロナが2人のスペイン代表選手の獲得に迫っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 今夏はウインガー補強を最優先に動いているバルセロナ。さまざまな選手が候補に挙がったなか、現在はアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)の獲得に注力し、加えてRBライプツィヒのスペイン代表MFダニ・オルモ(26)への関心もかねてから報じられている。 スポーツ・ディレクター(SD)を務めるデコ氏は、スペインの優勝で幕を閉じたユーロ2024から間もない16日に、ダニ・オルモの代理人を務めるフアンマ・ロペス氏と接触しとのこと。さらにその翌日には、ニコ・ウィリアムズの代理人を務めるフェリックス・タインタ氏と昼食を共にしたという。 デコ氏はニコ・ウィリアムズとダニ・オルモがそれぞれバルセロナ入りに熱心なことを確認。交渉に進展があったという。 ニコ・ウィリアムズには5800万ユーロ(約99億1000万円)の契約解除条項が存在。ダニ・オルモにも6000万ユーロ(約102億5000万円)の契約解除条項が設けられているが、こちらは期限が20日に迫っている。 近年は財政難に悩まされているバルセロナだが、先日『カタルーニャ・ラジオ』のインタビューに対応したジョアン・ラポルタ会長が財政状況の改善をアピール。ニコ・ウィリアムズの獲得も「今ではイエス」と主張していた。 ラ・リーガのハビエル・テバス会長も、スペイン『スポルト』のインタビューで同意見のコメント。もう少しで実現する「1:1ルール(移籍金や給与の貯蓄に充てられる資金をすべて投資することが許可されている状態)に戻れば」との注釈付きで、その事実を認めていた。 なお、ダニ・オルモに関しては、マンチェスター・シティやバイエルンといったより資金力のあるクラブも関心。スペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)がミランへと向かうアトレティコ・マドリーもこの争いに急きょ加わったようだが、選手本人は破格のオファーがない限り、他の3クラブを優先する見込みだ。
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