DS 4に人気のサンルーフとChatGPTを装着 ヒナゲシの深い赤を彷彿されるボディ・カラーの特別仕様車が登場
DS 4リボリ・ブルーHDiコクリコ・エディションを設定
DSオートモビル・ブランドのCセグメント・ハッチバックの「DS 4」は、クーペとSUVの要素も盛り込んだようなクロスオーバー・スタイルが目を惹く。「DSエア」と呼ばれるエアベンチレーションや個性的なウインドウスイッチなど、高い質感と独特な個性や操作性が用意されている。乗り手も利便性一辺倒になりがちな、最近のクルマとはかけ離れた使い勝手を楽しむくらいの余裕が求められそうだ。そのDS 4に特別仕様車の「DS 4リボリ・ブルーHDiコクリコ・エディション」が設定された。 【写真5枚】DSオートモビルのCセグメント・ハッチバック「DS 4」に設定されたヒナゲシの花の色をモチーフにしたボディ・カラーを持つ特別仕様車、「DS 4リボリ・ブルーHDiコクリコ・エディション」の詳細画像をチェック ◆主力グレードのリボリがベース ベース車は、主力グレードの「リボリ」で、上級グレードの「オペラ」で好評だというスライディング・ガラスルーフを標準装備。ボディ・カラーには、車名にもあるフランス語で花の「ヒナゲシ」を意味するコクリコ(Coquelicot)をイメージしたという「ルージュ ベルベット」が採用されている。 ◆ボディ・カラーはヒナゲシをイメージ ヒナゲシは、フランスの野原に咲く代表的な花。フランスの田園に広がるヒナゲシの風景は、鮮やかな赤色と青空のコントラストが印象的で、モネやゴッホなど多くの画家をも魅了してきた。バカンス道中に、多くの人々がコクリコ畑にて記念撮影をする風景は、現在でも初夏のフランス風物詩となっている。コクリコ・エディションは、「青い空の下、コクリコ色のクルマでガラスルーフを解放し、休暇を満喫する」というコンセプトを具現化したものだ。 搭載されるパワートレインは、高い環境性能と力強いトルクを発揮する1.5リッター直列4気筒ディーゼル・ターボで、WLTCモード21.2km/リッターの燃費により、環境性能割およびエコカー減税の対象になっている。 ◆ChatGPTを標準装備 最新装備として、対話型生成AI音声アシスタント「ChatGPT」(チャット・ジー・ピー・ティー)機能が標準搭載されているのもトピックス。ChatGPT機能により、ドライブ先の土地や歴史に関する豆知識を教えてくれる、何気なく浮かんだ疑問に答えてくれるなど、ドライブの楽しみも倍増させてくれる。 DS 4リボリ・ブルーHDiコクリコ・エディションの価格は555万円。ベース車のリボリの540万9000円に対して約14万円高となっている。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部