ハロウィーンで路線バスも「仮装」 自由な発想で高校生が飾り付けを担当【長野・上田市】
31日のハロウィーンを前に、上田市内を走る路線バスも「仮装」の準備です。 今年は、地元の高校生が、飾り付けをしました。 上田市内を運行する「千曲バス」の車両です。 29日、その車内では…。 ■上田市公共交通活性化協議会・坂口芳昭さん 「芸術の秋なので思い切りやってもらっていいので、皆さんの芸術作品を期待している」 千曲バスでは10年前からハロウィーンに合わせて、路線バスの飾り付けを行ってきましたが、その中心となっていた女性運転手が退職したため、今年は初めて、公共交通活性化協議会を通して、上田高校・美術班に飾り付けを依頼しました。 「インパクトを与えたい」 期待するのは「イマドキ」の自由な発想。そして、高校生が、初めて飾り付けを担当したという話題性で、利用客増加も狙います。 蛍光塗料で描いた飾りも準備しました。こちらは、ブラックライトで照らすと色鮮やかに光ります。 ■上田高校美術班(2年生) 「光って怪しい感じが出ていいと思う。車内の飾り付けを見てハロウィーンの雰囲気を感じてもらって楽しい時間にしてもらえるとうれしい」 高校生の手によって「仮装」されたバスは、30日から11月下旬まで上田市内などの路線で、乗客を乗せて走ります。 ちなみに、車内の電気を消した「ブラックライト仕様」は、回送時のみ、車外から見られるということです。