投資アドバイザー名乗る人物から株式売買サイトを紹介され…60代男性が3000万円被害 沖縄・豊見城署
豊見城署は26日、今年9~11月に豊見城市の60代男性が、SNS型投資詐欺で約3千万円をだまし取られたと発表した。 特殊詐欺やロマンス詐欺… 沖縄、詐欺被害が深刻化 2日間で5人被害 署によると男性は9月、ユーチューブ上の株式投資に関する広告リンクをクリック。「投資専属アドバイザー渡辺みな」を名乗る人物からLINEメッセージが届いた。株式売買サイトを紹介され、銀行やインターネットバンキングで現金約1300万円を振り込んだ。サイト上では利益があるように見せかけられた。 同月、別の広告もクリックしてLINEに誘導され、「ベルポッター」という株式売買アプリを紹介された。投資として現金約200万円を振り込んだ。 さらに未公開株の購入を勧められ、暗号資産業者を名乗る男に本島南部の商業施設駐車場で1500万円を手渡したという。男性は出金したいと申し出たが、連絡が途絶えたことから詐欺に気付いた。 県警捜査2課によると、今年のSNS投資詐欺の被害認知件数は11月末時点で78件、被害額は約8億5400万円に上る。