仙台MF松下佳貴が契約満了、藤枝へ 「持っている力全てを捧げたい」
藤枝MYFCは13日、ベガルタ仙台からMF松下佳貴(30)の完全移籍加入を発表した。 松下は阪南大学、ヴィッセル神戸を経て、2019年から仙台でプレー。今季の明治安田J2リーグでは主に途中からの出場だったが、20試合で1得点をマークした。 J1通算112試合で8得点を誇るボランチは仙台から契約満了による藤枝行きがアナウンスされるなか、新天地を通じて次のようにコメントしている。 「ベガルタ仙台から加入することになりました、松下佳貴です。藤枝MYFCというクラブの一員になれることを嬉しく思います。このクラブの目標達成のため、持っている力全てを捧げたいと思います。よろしくお願いします」 一方、6年間を過ごした仙台ではこれまでを振り返りつつ、別れの言葉を紡いだ。 「ベガルタ仙台に関わる全てのみなさま、6年間本当にありがとうございました。今シーズンでベガルタ仙台を離れることになりました。このクラブでさまざまな経験をしました。2021シーズンにJ2降格が決まり、なにがなんでも1年でJ1復帰するんだと覚悟を決めた2022シーズンに、キャンプで大怪我をして絶望した時、サポーターのみなさんが心の支えでした」 「けがも多く、たくさん活躍できたとは思っていません。それでもみなさんからたくさんの応援をもらえたことが本当にうれしかったです。2021シーズン終盤に怪我をしたときにバックスタンドで作ってくれた『8』、2022シーズンに復帰するまで毎試合掲げてくれた8番の段幕、心の底からうれしかったです。プレーでみなさんに恩返しをしたかったし、もっとこのクラブで活躍したいと思っていましたが、力不足でした。この6年で体験したすべてが今の自分を作ってくれていると思います」 「プレーオフ長崎戦、そして岡山戦。みなさんの応援を見たとき、心が震えました。みなさんの応援は本当に選手の力になっています。そして来シーズンも、このクラブで全力で戦う選手、スタッフの力になって欲しいと思っています。仙台、宮城という地域、そしてこのクラブから離れますが、自分にとっては特別な場所です。ベガルタ仙台でプレーできたこと心から誇りに思います。ありがとうございました」
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